▼防犯フィルムってどんなフィルム?

窓ガラス専用の防犯フィルムとは、ガラスを割って室内に侵入しようとする空き巣や強盗などの侵入犯罪に対する対策を目的とするフィルムです。他の窓フィルムと比べてやや厚みがあり、ガラス自体が割られて大きなヒビが入っても貫通まではさせないようにかなり丈夫な作りになっています。
防犯フィルムの施工では、ガラス本体を交換するなどの大掛かりな作業は必要ありません。今あるガラス窓の上からフィルムを貼るだけの簡単な作業で防犯対策が叶います。施工する窓の枚数にもよりますが、短時間かつ比較的低価格で対策できるのが魅力です。
▼最近の空き巣・強盗の傾向について
空き巣・強盗の主な侵入手口は「無締り」や「ガラス破り」とされています。「無締り」は鍵をかけていない所からの侵入、「ガラス破り」はガラス自体を破壊して侵入する手口です。近年は大胆に窓ガラスを割って短時間で侵入するケースも増えてきており、ガラスへの防犯対策待ったなしの時代に突入しています。
昨今では「トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)」なんて言葉もニュースでよく耳にするようになりました。自分の居住地域がいつ犯罪の的になるかなどは知る由もなく、不安な日々を過ごしておられる方も多いことと思います。
大胆な犯行が報道される度に防犯フィルムの問い合わせは増えてまいります。
在庫薄になる事態も過去に起きていますので、いつかと思っている方はお早めの対策をおすすめいたします。
▼防犯フィルムは防犯対策として有効?

侵入系の犯罪は、その侵入に5分かかると犯人の約7割が、10分かかると約9割が侵入行為を諦めると言われます。 警察は8分前後で現場に駆けつけると言われているので、犯人の侵入を阻止するためには少なくとも5〜10分を耐え抜くことができる防犯対策をとることが重要です。近年では大胆に窓ガラスを割って侵入されるケースも増えてきていることから、そのガラス自体に対策を施すことは防犯対策として非常に有効であると考えます。
さて、5分で7割、10分で9割の犯人が侵入を諦めるとお伝えしましたが、これは逆を言えば残りの約1割は10分以上かかっても侵入行為を諦めないということです。防犯フィルムはあくまで「侵入までの時間を稼ぐ」ためのアイテムで、侵入を完全に防ぐものではありません。もしも自分の元に訪れた犯人がその1割の中の人で、10分以上かけても侵入を諦めてくれない人であった場合を考えると、対策を防犯フィルムのみに頼りすぎるのは少々心配なところです。
そこで当店は、防犯対策をより強固にするために防犯フィルムの施工と併せて補助錠・センサーライト・防犯カメラ・防犯砂利などのその他の対策も同時に行うことを推奨しています。防犯フィルムや補助錠が犯人と直接対決する最後の砦だとすれば、センサーライトや砂利カメラなどは犯罪の抑止力として働く事前防衛ツールと言えます。事前防衛×最後の砦の2段構えで対策をしていただければより安心な日常を送っていただけることと思います。
▼防犯対策は何からはじめるべき?

先ほど事前防衛ツールと防犯フィルムの2段構えで備えるのが理想的というお話をさせていただきました。では、今現在なにも防犯対策をされてない方、これから防災対策をしようと思っている方はどこから対策に取り組むのが良いでしょうか?
まず手始めにここの対策をして欲しいというものを挙げるとするならば、それはやはり「防犯フィルムの施工」だと当店は考えます。これは当店が窓フィルム施工業者だからみなさんを誘導しているように思われるかもしれませんが、そんな単純な話ではありません。当店が防犯フィルム施工を推奨する理由は『犯人と直接対決をするのはガラス本体だから』です。
たとえ事前防衛ツール等を総動員していたとしても、ガラス本体になんの対策もしていなければ一瞬で犯人の侵入を許してしまいます。昨今では防犯カメラ等が作動していることを知った上で大胆に侵入を試みる犯人が増えてきているようなので、なおさらガラスへの対策を怠るべきではありません。まずは夜安心して眠れる強固な砦を築くことを第一優先とし、防犯対策の初手として防犯フィルム施工をいの一番にご検討いただくのが良いのではないかと考えます。
▼CPマークって何?
CPマークとは、「防犯=Crime Prevention」の頭文字からデザインされたマークです。警察庁・国土交通省・経済産業省・および関連民間団体で構成される官民合同会議が定めた所定の安全基準をクリアした「防犯性能の高い建物部品」のみに貼付できます。防犯フィルムにおけるCPマークは、日本ウインドウ・フィルム工業会が行う技能検定試験を受けて合格した技能士だけが取り扱いを許される貴重なラベルです。
ガラス窓の隅にCPマークを見つけたらそこは、数ある防犯フィルムの中でもひときわ高い防犯性能を持つフィルムが施工されている窓であることを意味します。
窓枠やサッシの方にCPマークが付いていることもありますが、ガラスそのものが同じ防犯性能を備えているとは限りません。ガラス自体の性能はその製品ごとに確認する必要がありますので、窓枠やサッシにCPマークを見つけても安心してはいけません。割られるのはガラスです。ガラス自体の性能について知りたい方は販売店や窓フィルム施工業者などの窓の専門家に確認してもらいましょう。
▼CPマークを貼付できる条件
日本ウインドウ・フィルム工業会のホームページに掲載されているCPマークの付帯条件から簡単に抜粋してご紹介します。
●貼付フィルムに関する条件
- フィルムはPET製で製品全厚が350μm以上であること
- 日本ウインドウ・フィルム工業会が指定する接着剤を使用していること
●施工に関する条件
- 日本ウインドウ・フィルム工業会が認定する「防犯フィルム施工技能者(1級・2級)」が施工すること
- 可動式の場合は、クレセントがサブロック機能付きとし、サッシに補助錠がついていない時は補助錠を設置する
●フィルムの貼り方
- フィルムはガラス露出部全面に貼付する「全面貼り」を行い、窓の一部に貼付する「部分貼り」は認めないものとする
- フィルム幅を超えるガラスへの施工はガラス幅中央部で縦にフィルムをジョイント施工する
(2026年1月21日現在/日本ウインドウ・フィルム工業会HPより抜粋)
当店ハレマドの職人は防犯フィルム施工技能者2級保持者であり、上記基準を満たす防犯フィルムの手配も可能、ジョイント施工の技術もあります。当店はCPマーク付きの防犯フィルムの施工ができるお店です。CPマーク付き防犯フィルムをご検討されている方は是非お気軽にご相談ください。
▼防犯フィルムの選び方
ひとくくりに防犯フィルムと言えどもその価格帯は様々、フィルムの特徴も会社ごと製品ごとに微妙に差異があります。防犯性能の他に飛散防止効果や紫外線カット効果、目隠し効果、少し聞き慣れないものだと防虫効果など、それぞれのフィルムにサブ機能がいくつか付属していたりします。
CPマーク付きの防犯フィルムであれば最低限あって欲しい防犯性能自体は必ずついてくるので、その他にフィルムが持つ特徴や色味、価格、施工する窓の数などを総合して比較検討し、候補を絞っていくのが良いと思います。
ちなみに防犯フィルムの上から他の窓フィルムを重ねて施工することも可能です。
●防犯フィルムとデザインフィルムの両方を重ねて施工した事例
▼おすすめのCPマーク付き防犯フィルム3選
当店の過去の施工実績を踏まえ、お客様から人気だった防犯フィルムを3種類ご紹介します。
■RIVEX(リベックス)品番:SS1490C
強靭なPETフィルムを積層したセキュリティーに特化したフィルム。他の防犯フィルムに比べて比較的安価であるのと、フィルム本体の色味の透明度も高く貼付後に景観を損ねにくいため、たくさんのお客様から支持されてきた商品です。
■ウルトラ2200 品番:ULTRA S2200
複数層を積層した強靭な構造を持ち、その厚みはなんと約417μm(マイクロメートル)。他社製品に比べてもかなり強度の高いフィルムで、3Mの防犯フィルムの中でも最高峰の強度を誇ります。
■GLAFIL(グラフィル) 品番:SN350
「強貫通防止+飛散防止」の機能をあわせ持つ、GLAFILの中では最高の防犯性能を備えた貫通防止フィルムです。
フィルムの厚みがは約350μm(マイクロメートル)で、打撃や突き破りに対する耐性も高く空き巣対策にも有効です。
CPマーク貼付製品よりも価格が安く、ご予算の兼ね合いで選ばれることもあるフィルムです。
痛ましい強盗事件等が発生すると、防犯フィルムは一気に需要が高まり全国的に品薄状態となることがあります。過去に1〜2ヶ月間ほど欠品が続いていた商品もありました。防犯フィルム施工をご検討される方は、なるべく早い段階でまずは施工店に在庫の問い合わせをしていただくことを強くおすすめします。
▼CPマークが付いていないと防犯対策にはならないの?
防犯に通ずる効果があるとうたっているフィルムは市場にも多数存在します。それらのフィルムが防犯として全く機能しないとまでは言い切れませんが、CPマークが付かないということはつまり5分間の侵入を防ぐほどの防犯性能は保証されていないということです。
防犯対策で守りたい物の優先順位としては、大半の人がまず第一に人の命、次に財産という順番かと思います。そして、人の命を守るための施工であるならば、やはりCPマーク付きの防犯フィルムを強くおすすめしたいです。
逆に、人の命とは直接関わらないような倉庫・物置などのガラスに施工したい、という話であれば価格が比較的抑えられるCPマーク非対応フィルムでご検討のいただくのも良いかもしれません。
●CPマーク非対応フィルム「グラフィル強貫通対策:品番SN350」
●CPマーク非対応フィルムの施工事例はこちら
まとめ
今回は防犯フィルムやCPマークについて少し詳しくご紹介してみました。
記事を読んで防犯フィルムに興味を持った方がいらっしゃいましたら是非当店にご連絡ください。
▼窓フィルムの施工はハレマドへご依頼ください!

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FAQ◆よくある質問
Q、防犯フィルムの施工を検討しています。住宅にたくさんある窓のうちどこから優先的に施工していくのが良いですか?
A、まずは人目につきにくく、見通しの悪い場所にあるガラスから施工を考えるのが良いかと思います。
通りに面していない裏側の小窓や、脚立等なくても室内に入れる高さのある窓などは特に要注意。ガラスを破られ、窓の鍵部分(クレセント)を回せば簡単に開いてしまうガラスなども、狙われやすい箇所です。
空き巣は、事前に住人の生活スタイルや年齢層などを把握し、よりリスクの低いタイミングを狙うことがあります。家を留守にしていることが多く、シャッターも取り付けていないとなる場合は、防犯フィルムの施工を検討された方が良いかもしれません。
Q、住宅の窓をすべて施工した時の総額はいくらくらいになりますか?
A、窓のサイズにもよりますが、大体30〜50万円(税込)くらいで全て施工できるかと思います。
Q、市販の防犯フィルムは効果がありますか?
A、効果がないとは言えませんが、窓の鍵部分(クレセント)の後ろ側に一部施工する方法は正直意味がないと思った方が良いです。外から見ると貼った部分がうっすら見えるので、「ここにしか貼ってないよ!」という、かえって危険なアピールになりかねません。
市販の商品でご不安な気持ちが落ち着くようでしたら、まずはそちらを試してみてもよいかもしれません。しかし、本気で命や家を守りたいのでしたら、防犯に関する設備等は必ず業者にご依頼されることを推奨いたします。
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